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技術センター

 

 

バイオメトリック識別

 

1. 概要

バイオメトリクス(生体認証)とは、バイオ識別子を介した識別認証テクノロジーです。バイオ識別子は各個人独自の生理的または行動的な特徴で、そのような特徴を測定したり自動捕捉したりして認証します。

• 身体的特徴には次のようなものがあります:

指紋、網膜、虹彩、体臭、顔、静脈、DNA。
 

• 行動的特徴には次のようなものがあります:

署名、音声、タイピングリズム、歩調。

 

2. 各特徴について

2.1指紋認識

指紋画像は捕捉され、隆線、溝、端点、分枝点のような主な特徴を分析します。分析の結果は識別目的に応じて比較されます。
 

2.2 虹彩認識

虹彩認識では、虹彩画像間の類似性比較によって、人物の識別を確立できます。本テクノロジーは、人間の眼の虹彩の特徴を記述し照合するパターン認識や画像処理等の技術を基盤とし、自動虹彩認証を可能にしています
 

2.3顔認識

顔認識システムは、顔検知モジュールと顔認識モジュールの2つの主要モジュールで構成されています。顔の検知には、顔を検知しその位置情報を取得するという処理が行われるため、画像の中に顔が見付かるとその正確な位置を識別してから、顔の画像を背景から抽出します。顔認識は、顔のパターン照合および識別です。
 

2.4静脈認識

虹彩や指紋と同じく、人間の静脈もまた完全に独特なものです。たとえ一卵性双生児でも動脈は全く同じというわけではなく、また体の右側と左側でも異なります。静脈の多くは、皮膚には表れていないため、静脈の摸倣は極めて困難です。加齢とともに、静脈の形状にわずかな変化が起こります。
 

2.5音声および署名認識

音声および署名認識は行動的認識に分類されます。音声による識別認証は、基本的に人間の声の音響特性に依存しています。



顔認識
 

顔認識には可視光または活性光源が使用されますが、いずれの技術も、同じタイプのバイオメトリックテクノロジーに属すると考えられています。カメラが捉えた画像やビデオ映像に人の顔が入っていると、自動的に顔を検知し追跡します。次に、画像取得、顔の位置情報、事前処理、メモリ保存、検知した顔と以前に保存した顔の照合比較、等の一連の処理が行われます。